【ICOとは】
Initial Coin Offering(イニシャルコインオファリング)の略で、
株式でいうIPO(Initail Public Offering)の仮想通貨版と
説明をされると思います。
新しいクラウドファンディングの形でしょう。
金融機関を利用して資金調達するよりは、
興したいプロジェクトの応援団(ファン)から資金を調達し、
替わりにコミュニティ内で使えるお金・株のような有価証券を渡される。
プロジェクトが成功すればそれらに価値が出て、市場で取引される。
そこまでなると成功と言えるでしょうし、
コミュニティ内でお金やポイントと同じように
支払い決済に使えれば成功と言えるでしょう。
コイン上場と株式上場とではルールや、
難易度に大きな差があるだろうと思います。
株式上場ですと、
実際の事業の実体、業績が良いことが前提ですが、
ICOの場合、ホワイトペーパーなる事業計画書のようなものが
ざっくりと公表をされているものの、
あくまで予定表であり
実際にその通りに事が運ぶ保証はなく、
失敗する・頓挫する可能性もあります。
暗号通貨のイーサリアムがICOの成功事例であげられます。
そのほか沢山のICOの成功も見受けられます。
【ICO 過去事例】
イーサリアム=Ethereum(ETH)
2014年7月22日~9月20日 ICOプレセール
1BTC=2000ETH (1ETH=0.0005BTC)
$0.311→$1399.83(+450106%)
2015年 8月 7日 $2.83
2016年 4月18日 $9.19
2017年 2月25日 $13.19
2017年 4月21日 $48.87
2017年 6月13日 $373.31
2017年12月21日 $821.31
2018年 1月14日 $1377.72
2018年 3月6日 $841.36
Neo(NEO)
2015年10月1日 $0.032→$194.2(+606875%)
2017年度のICO
OmiseGo(OMG)
2017年7月15日 $0.244%→$27.31%(+11192%)
Qtum(QTUM)
2017年3月12日 $0.292%→$101.26(+34678%)
Populous(PPT)
2017年6月24日 $0.278→$75.46%(+27143%)
【ICO,考えられるリスク】
すべてのICOが成功するとは限りません。
会社を起業したらみんな成功できるわけではないですよね?
今後も様々なICO情報があなたの所へ届くでしょう。
もしやってみようと思うなら、
自己資金の一部をいくつかのICO案件に分散することをお勧めします。
ですので、面白そうなICOの話が来ても全額投資せず、
次の機会を待ちます。
なんでもかんでも手を出さないことです。
必ずホワイトぺーパーに目を通し、
プロジェクトに興味が湧いたら検討します。
どうでも良い人からの意見を聞かことです。
どうでも良い人というのは、暗号通貨を持ってない人。
そもそも暗号通貨に関しては無知です。
その方がどんなに肩書きが素晴らしくても。
ネット上の情報なども、
普段からその情報源の方がどんな言動、
情報を発信しているか。
最後は自分が決めるのですから、
煽られて買ってしまったコインが無価値になっても自分の判断ミスです。
ICO投資を分散したら、
それぞれの送金処理、コインの保管方法があり、
コイン上場をどの取引所で行われるのか、
日本なのか海外なのか?
それぞれ把握・管理していく必要があります。
ある程度、PC操作ができないとこれらの管理は難しいでしょう。
たいてい資金はBTC,ETH,XRP,BCHなどを要求されます。
必要な暗号通貨を用意しなければなりません。
【暗号通貨の入手法】
●持っている人から譲ってもらう
●仮想通貨取引所で購入する→こちらが一般的です
どこの仮想通貨取引所を開設するかはご自身で判断ください。
開設は無料なので、数か所開設してみて見易い、
使いやすそうなところをメインに利用したらよいと思います。
目的は、現金を仮想通貨に両替することです。
両替をしたらその通貨に対応したウォレットに移動させましょう。
操作方法が分からなくて、
一歩前進できないかたは、
教えてくれるかたに相談してみると良いです。
最近では仮想通貨勉強会なども開催されていますし、
有料ですがビットコインの基礎知識を教えてくれたり、
ウォレットの作成、
操作方法をレクチャーしてくれたりするサロンがあるようです
(数は極めて少ないが)
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